25日夕方、県内に記録的短時間大雨情報が発表され、長岡市などで住宅の浸水被害が確認されています。わずか10分程度で道路が冠水した場所もあり、改めて注意が必要です。

短時間で、道路は川のようになりました。気象庁は25日午後4時、県内に記録的短時間大雨情報を発表し、小千谷市付近では1時間に約110mmの猛烈な雨が降ったと見られます。

JR長岡駅近くのアンダーパスでは、車が水につかり動けなくなりました。長岡市では1時間降水量が観測史上最大となる69mmを観測。住宅の被害は床上浸水が5棟、床下浸水が18棟確認されています。

■動画を撮影した住民
「(雨を)子どもが怖がって、あっという間に道路も水浸しだし、車も出せない状態で、ひざ下くらいまで水がたまっていた。」
「ここ水があがりやすいのでも、ともと基礎を高くしている、それでも階段の下くらいまで水が上がっていた。」

三条市では、降り始めから20分ほどで排水口から水があふれ出しています。撮影したのは、ラーメン店の店長です。
■大黒亭居島店 八木利友店長
「水が入り始めると結構早かった。厨房の近くまで水が来た。雨が止んでくれるのを祈るばかりだった。土のうでも置こうかと話している。」

こちらの果物店の前も道路が冠水。店内に水が入りましたが、商品は高い場所にあり被害はありませんでした。
■カネギフルーツ 信賀礼子さん
「空がすごい真っ暗になって、夜みたいになってきてそうしたら雷も鳴って、雨が降り始めた。もう止まらないので、向こう側の方も川みたいになっているので、(店を)閉めよう閉めようって、今度は台風も来るので準備が大事かなと思った。」

三条市でも、住宅の床下浸水が4棟確認されています。