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2024.09.09「本当の悲鳴に変わりそう」インターネットで新米の注文が殺到 新たな不安も【新潟・南魚沼市】

「本当の悲鳴に変わりそう」インターネットで新米の注文が殺到 新たな不安も【新潟・南魚沼市】
「本当の悲鳴に変わりそう」
店頭からコメが消えた影響がこんなところに出ています。南魚沼市の農家では、インターネットでの新米の注文が殺到しています。対応に追われる一方、新たな不安も出てきました。

南魚沼市のコメ農家・駒形宏伸さん。約14haで主にコシヒカリを栽培していて、そのほとんどを個人で販売しています。令和のコメ騒動とも言われ店頭で品薄が続く中、駒形さんのもとにはインターネットでの注文が殺到しています。
■こまがた農園 駒形宏伸さん
「新米になる前から注文数がすごくて、うちも在庫が厳しくなってきたところで、新米予約を開始したところとんでもない数の注文がくるようになって。数日の間でこの状態。」

8月末に新米予約を開始したところ、9日までにすでに4000件近く入りました。
■こまがた農園 駒形宏伸さん
「ふるさと納税もそうですし、今年はECサイトがすごい。もう(例年の)3倍以上なんて軽く超えてますね。」

毎日収穫から精米までの作業に追われ、ほぼ休みが取れません。
■こまがた農園 駒形宏伸さん
「嬉しい悲鳴なんですけど、本当の悲鳴に変わりそう。仕事が追い付かなくなって、稲刈りもしなきゃいけないし、精米して発送もしないといけない。ちょっと落ち着いてほしいというのは正直ある。」

貯蔵庫の中は…
■こまがた農園 駒形宏伸さん
「もう今これしかないですね。今、もみすりしているのもこっちに持ってくるんですけど、すぐ無くなってしまう。」

入っては出ての繰り返しになり、常に空っぽの状態に。例年、新米の出荷は早くても9月末からで、この時期に貯蔵庫の新米が無くなっていくのは経験にないといます。収量は平年並みの見込みで、在庫が底をつく不安も出てきました。
■こまがた農園 駒形宏伸さん
「急ピッチすぎて在庫管理がすごく大変なので、もう少しなだらかに推移してもらったほうが気持ち的には安心できる。最初でこんなに(在庫が)出ると、後半に物が無くなってしまいそうで怖い。」
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