地震の被災地へ小学生が花火で笑顔を贈ります。能登半島地震の被災地で花火を打ち上げ、被災者を励まそうと長岡市の小学生が募金活動を続けています。3日、ついに花火の打ち上げ日が発表されました。

長岡市立豊田小学校の6年生97人は、能登半島地震の被災者に何かできることがないかと考えてきました。
そして、思いついたのが･･･地震や戦災からの復興への思いのこもった長岡の象徴…花火の打ち上げです。
この考えに共感した石川県七尾市の小丸山小学校と6月からオンラインで話し合い、被災地を励ます花火の打ち上げ実現へ準備を進めてきました。

■児童
「被災地の人たちが、地震で大変な影響を受けて悲しんでいる時に花火を上げて、みんな笑顔になってくれたらいいなって思っています。」

児童は、被災地との交流を深めながら、街頭で打ち上げ資金への募金を呼び掛けてきました。子どもたちの熱意に応えて、長岡花火財団も協力。花火師が能登を訪ねて打ち上げ場所を選ぶなど、着々と準備が進みました。


そして、3日、ついに打ち上げ日を発表しました。

■児童
「12月6日金曜日に決まりました！」「いえーい！」

■児童
「花火を上げるための準備などを決めるのに結構時間がかかっているので、そんなところが少し大変ですが、無事に花火を上げられように頑張っています。」

打ち上げまで、あと2カ月！
児童は、5日と19日も募金活動を行います。