湯沢町は、新たな財源を確保しようと再来年度からの「宿泊税」の導入を検討することになりました。

湯沢町の田村正幸町長は、年々税収が減少していることから観光振興のための新たな財源を確保しようと、再来年度から宿泊税の導入を目指します。

■湯沢町 田村正幸町長
「観光地としての魅力を高め、来訪者の満足度を向上させ観光消費額の拡大につながる。」

湯沢町では、年間で約2億円の税収の増加を見込んでいて、二次交通の整備や街並みの整備などに充てる予定です。

■千葉県から
「宿泊税を導入しているところが増えてきているので私は賛成。」
■東京から
「(宿泊代が)高くなってしまうと嫌。ほかの自治体もやってるんだったらいいが、ここだけやるのならやめた方がいい。」

一方、宿泊事業者の反応は...
■HATAGO井仙 井口智裕社長
「一定のお客様が負担する宿泊税は、観光のトレンドから言っても導入すべきだが、どう活用するか運用のことを一緒に考えていかなければいけない。」

湯沢町は、関係者との意見交換を重ね、税額など具体的な検討を進めることにしています。