• 現在のお知らせはありません。

2024年09月20日(金)本日の番組表

UXニュースNEWS

2024.09.05新米のコシヒカリが店頭に並び始める-生産者「適正な価格」と見解【新潟・見附市】

新米のコシヒカリが店頭に並び始める-生産者「適正な価格」と見解【新潟・見附市】
新米のコシヒカリが店頭に
コメの品薄が続く中、早くもコシヒカリが店頭に並び始めました。新米の価格は、去年と比べ上昇していますが、生産者は「適正な価格」と話しています。

見附市にある直売所では、午前9時すぎから納品に来る農家の姿がありました。
■岩渕農場 岩渕高雄さん
「毎日来ています。毎日来てもお昼くらいには足りないという電話が来たりするので、その場合、稲刈りしているのでごめんなさいとしか言えないから申し訳ない。」

見附市のコメ農家、岩渕高雄さん。この日は、約300kgのコシヒカリを店頭に並べました。早速コメを買い求めるお客さんも。
■買い物客
「妻にコメがもう今日明日で切れるから買ってきてと言われて、探してたらたまたま並んでいたので。スーパーにも並んでいないし、ちょうどあってラッキーでした。」

岩渕さんは、コシヒカリの収穫が本格的に始まれば、今後はコメ不足は解消されるのではと話します。
■岩渕農場 岩渕高雄さん
「今のところネーブルみつけには私しか米を出せていないが、他の農家さんがこちらに出せるようになれば十分供給が間に合うと思う。」

約40haで、コシヒカリや新之助などを栽培する岩渕さん。今年の新米は、収量は平年並みと見ています。
■岩渕農場 岩渕高雄さん
「去年の不作に関しては、収量の問題よりも等級・精米にした時の歩留まりの悪さという形だったが、今年は今のところ品質も良くて収量も平年並みに取れているので、すごく良い出来だと思う。」


気になるのは価格の動向です。
JAから農家に支払われる「仮渡金」は1俵=60kgあたり、県産コシヒカリは1万7000円で、新米の価格は軒並み3割前後の値上げとなっています。
■岩渕農場 岩渕高雄さん
「どうしても農薬・肥料・農機具に関しても、どんどん値上がりしている状態なので、この価格を維持していかないとコメ農家はやっていけないくらいになってしまうので、今回の価格上昇は適正なのかなと思う。」

岩渕さんのコシヒカリは、今週末から出荷の最盛期を迎えるということです。
ページのトップへ