日本版ライドシェアについて、太陽交通新潟など県内の運輸事業者2社が、国に対して許可申請を行ったことがわかりました。認可されれば、新潟市南区で9月から事業が始まります。

日本版ライドシェアは、タクシー会社の管理のもと、タクシーが不足する時間帯や地域で一般のドライバーが自家用車を使って、有料で乗客を送迎するサービスです。新潟市南区では、利用者の依頼とタクシーの配車が一致するマッチング率が夕方以降は低く、タクシーが不足しているといいます。

関係者によりますと、新潟市南区に営業拠点を置く太陽交通新潟などタクシー事業者2社が、8月までに許可申請を行ったということです。運行時間帯は、月曜から日曜の午後5時台から午後9時台までの5時間の予定です。太陽交通新潟の佐藤友紀社長は「タクシーとライドシェアで、旧白根の利便性向上に向けて頑張っていきたい」と話しています。利用状況などを見ながら、時間帯を広げることも検討するとしています。