横田めぐみさんの母・早紀江さんが、自民党総裁選の候補者らが拉致問題に触れないことを「絶望的」と話しました。

東京・足立区のショッピングセンターで開催されている横田めぐみさんの写真展。4年前に亡くなった父・滋さんが撮影した写真が中心です。5日、会場を訪れた母・早紀江さん(88)。自民党の総裁選が取りざたされる中の心境を語りました。

■横田早紀江さん
「立候補されているこの時期に、これだけ騒がれる大事な問題を誰も言葉に出さない。拉致ということを。それが絶望的。日本のためにもこれだけは解決しなければと、一言言ってくれる人がいてもいいと思う。それを聞くことができないことが非常に残念。」

早紀江さんは、拉致問題が取り残されることがないよう強く訴えました。