8歳の小学生2人が、女性の命を救いました。自宅で転倒して動けなくなっていた70代の女性を助けたとして、阿賀野市の小学生2人に感謝状が贈られました。

70代の女性を助けたのは、阿賀野市立京ヶ瀬小学校、3年の青柳真琥くんと能勢山春来くんです。

■青柳真琥くん
「友達の家に行って、『助けて』って友達のおばあちゃんの声がした。」

女性は、6月末に自宅の台所で転倒し、3時間近く起き上がることができませんでした。女性の声に気がついた2人は役割分担をし、真琥くんが119番通報を、春来くんは近くの住民に助けを求めました。

■青柳真琥くん
「救急車を呼んで助けなきゃと思った。家の電話を使って『おばあちゃんが倒れています』って言った。」
■能勢山春来くん
「一緒に電話しても意味ないから、2人で分担して助け合った。」

女性は病院に搬送されましたが、命に別状はなく、すでに退院したということです。8歳の2人が迅速な判断や行動力で、1人の命を救いました。

■青柳真琥くん
「次もこういうことがあったら、助けたいと思います。」
■能勢山春来くん
「助けてよかったなって思って、これからも困っている人がいたら助けたいなと思う。」