2日に新潟市東区を通る国道7号・新潟バイパスで起きた乗用車が横転した事故で、警察は運転していた看護師の男を危険運転致傷の疑いで逮捕しました。車に乗っていて車外に放り出された男性は、いまだに意識不明の重体です。

警察によりますと、2日午後1時24分ごろ、新潟市東区を通る国道7号・新潟バイパスで乗用車が横転する事故がありました。
この事故で車の後部座席に乗っていた男性(20代)が車外に放り出され、頭を強く打っていて、12日現在も意識不明の重体となっています。また、助手席に乗っていた男性(20代)は頸椎のねん挫で全治2週間、運転手の新潟市西区の看護師の男(23)は足をケガして入院していました。

現場は制限速度が時速70kmですが、その後の調べで車はこれを大幅に上回る速度で、左側のガードレールに衝突していたことが判明。警察は運転手の男の退院を待って、危険運転致傷の疑いで逮捕しました。
男は「速度を出していたことは間違いない」と容疑を認めているということです。