ワコールホールディングスは、製造子会社の新潟工場を2025年1月に操業を停止すると発表しました。

ワコールホールディングスの製造子会社ワコールマニュファクチャリングジャパンは、生産拠点を長崎と福井の2工場に集約・再編し、新潟市西蒲区にある新潟工場と熊本工場を2025年1月を目途に操業を停止します。

新潟工場は、1973年に設立され従業員は142人、主にスポーツウェアやナイトウェアを製造しています。ワコールホールディングスによりますと、従業員は他県の工場への異動や希望退職者を募るとともに「一人一人と面談し意向を確認したい」として、希望に合わせて退職後の就職の支援も行うとしています。

ワコールホールディングスは、新型ウイルス禍以降2023年3月期連結決算から2期連続の赤字となり、経営計画の再構築に着手しています。