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2024.08.20カスハラ問題:市役所で警察・消防と連携し対策訓練、応急処置も学ぶ【新潟・新発田市】

カスハラ問題:市役所で警察・消防と連携し対策訓練、応急処置も学ぶ【新潟・新発田市】
新発田市が対応訓練を実施
客から従業員が暴言や暴力を受けるカスタマーハラスメント。自治体でも問題になっています。
市役所の窓口で暴力をふるう来庁者にどう対応するか。新発田市が、警察などと連携して訓練を実施しました。

来庁者役の警察官が窓口で突然大声をあげ凶器を振り回すと、職員はさすまたで動きを封じ、周りにいる市民や自分自身を守る行動を確認しました。訓練とはいえ、あまりの迫力に庁舎内に緊張が走ります。
■新発田市税務課 栗原大輝さん(さすまたで対応)
「瞬間的に動けないものだなとはっきりわかったので、訓練を生かして情報共有していきたい。」

訓練を開いたきっかけは、7月16日に愛知県高浜市役所で刃物を持った男が庁舎内でガソリンをまき火をつけた事件でした。新発田市役所では、職員への暴力などは起きていないものの、来庁者が感情をあらわにして職員に声を荒らげるようなトラブルはあるといいます。

今回は、不測の事態に備えて警察と消防の協力のもと、ケガ人の応急処置も学びました。
■新発田市地域広域消防本部 長谷川憲大消防士長
「確実に犯人、刃物を持った人がいない、活動できるスペースがあれば応急処置をしてください。」
■新発田署生活安全課 村山政俊課長
「事案が発生したときに動けるように、自分の役割を対応を再認識する目的で訓練しました。」

新発田市の担当者は、来庁者の安全のために、あらためて職員に自身の役割を確認させたいと話しています。
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