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2024.08.20イギリスの駐日大使が来県-佐渡の世界遺産登録を祝意、原発再稼働を促す【新潟】

イギリスの駐日大使が来県-佐渡の世界遺産登録を祝意、原発再稼働を促す【新潟】
イギリス ジュリア・ロングボトム駐日大使
イギリスのロングボトム駐日大使が来県しました。副知事との面会で佐渡の世界遺産登録に祝意を示し、県内の観光資源を高く評価した一方で、原子力発電の利点を強調し柏崎刈羽原発の再稼働を促しました。

■イギリス ロングボトム駐日大使
「おはようございます。はじめまして。英国大使のジュリア・ロングボトムです。」

知日派として知られ、日本語が堪能なロングボトム駐日大使。新潟への公式訪問は初めてですが、プライベートでは訪れたことがあるそうです。笠鳥公一副知事との面会では、佐渡島の金山の世界遺産登録についてお祝いを述べた上で、県全体の観光資源にも言及。イギリス人が来県する余地が多いと評価しました。
■イギリス ロングボトム駐日大使
「スキーとか里山十帖とか、すばらしいところです。」

その一方で、訪問の目的について大使は「日英はエネルギー分野などで協力し合える」と説明。新潟の洋上風力発電などに言及したほか、柏崎刈羽原発を念頭に、原発政策について...
■イギリス ロングボトム駐日大使
「(イギリスでは)地方の受け入れは、全然問題になっていない。」

原発が地元の雇用などに貢献していると強調しましたが、笠鳥副知事は「再稼働には県民の理解が必要」と述べるにとどめました。大使は19日、柏崎刈羽原発を視察していて記者団に対して原発の必要性を語っていました。
■イギリス ロングボトム駐日大使
「英国は、原子力を含むクリーンエネルギーの導入に力を注いでいます。これは気候変動への対応や、経済成長に必要不可欠と確信しています。」

来県の背景には、柏崎刈羽原発の再稼働を含めた日本の原発政策を後押しすることで、日英の原子力分野での協力を進めたいとの意図があるとみられます。
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