2024年2月から弥彦村で運行されている自動運転のバス。センサーで障害物をよける最新型のモデルとして注目されましたが、20日、縁石に乗り上げました。乗客ら6人が乗っていましたが、ケガはありませんでした。

20日午後5時前、燕市吉田文京町の市道で弥彦村の自動運転バスが時速20km/hほどで走行中に縁石に乗り上げました。
■柿木哲哉記者
「JR北吉田駅からやってきたバスはまっすぐ走っていましたが、徐々に左方向に傾き、あちら付近の縁石に衝突し、乗り上げました。」

当時、乗務員2人と乗客4人が乗っていましたが、ケガ人はいません。弥彦村によりますと、自動運転バスはセンサーで障害物を回避しながら走行する仕組みで、今回、縁石に乗り上げた原因はわかっていません。
■弥彦村役場総合政策課 宇野誠課長
「自動運転技術の信頼性におよんでくる話なので、なぜそうなったのか究明が必要だと思っている。」

弥彦村の自動運転バスは2台あり、今年6月には手動に切り替えて走行している時、電柱の支線に接触する事故を起こしています。村は当面の間、2台とも運行を見合わせるとしています。