村上市の20代の女性が、SNSを通じて知り合った外国人男性を名乗る人物らに、電子マネー23万円相当をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺の被害がありました。「プレゼントと送る」と言われたにもかかわらず「配送の費用」を要求されたということです。

警察の調べによりますと、村上市の女性(20代)は8月下旬にSNSをフォローしてきた「外国人男性」と名乗る人物と知り合い、別のSNSに誘導されました。やり取りを重ねたところ「あなたの励ましのおかげで仕事がうまくいった。プレゼントを送る」と言われました。しかし、次に配送業者を名乗る人物から「配送費用を受け取らなければプレゼントを郵送できない」というメッセージが女性の元に届きました。そのため女性は、その指示のまま合計23万円分の電子マネーを購入。コード番号を送信したということです。

さらにその後、「配送業者」から「プレゼントの中身が現金で、このままだと逮捕される。そうならないために100万円の費用が必要だ」とメッセージが届きました。「外国人男性」も同様の趣旨を伝えてきましたが、女性はそこで不審に思い警察に相談し詐欺と発覚しました。