新潟市秋葉区のカメラ機材などを扱う会社が、裁判所から破産開始の決定を受けたことがわかりました。

民間の調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、新潟市秋葉区の「サカヅメ」は1957年に創業し、カメラや関連材料の販売とフォトスタジオも併設し、主に地元の市民を対象に営業していました。
一方、フィットネスクラブの経営も手掛け多角化していましたが、新型コロナの影響で集客が低迷し、2022年7月に撤退していました。

また、主力のカメラ関連の事業も大手との競合や、フィットネスクラブと同じく新型コロナの影響でフォトスタジオの集客も苦戦。2024年1月期の売上高は、約530万円にとどまっていました。
また、赤字を計上し、債務超過が拡大。さらに資産運用の失敗もあり、事業継続は困難と判断されました。負債総額は、約7400万円が見込まれています。