今日から10月ですが、新潟市は1日も残暑となりました。最高気温は、新潟・秋葉区で30℃を超えて真夏日になったほか、そのほかの各地も平年と比べると5℃前後高くなりました。

秋晴れの1日とは一転して、あすは傘の出番となりそうです。午前9時の予想天気図では、樺太付近の低気圧からのびる寒冷前線がゆっくりと本州付近を通過するため、県内は天気が下り坂で、午後は次第に雨となりそうです。

2日の天気の移り変わりを見ると、朝6時の上・中・下越は日差しが届く一方、佐渡は朝からスッキリしない天気でにわか雨もあるでしょう。午前の上・中・下越は晴れますが、午後になると沿岸部から天気が崩れるでしょう。次第に雨の範囲が広がり、夜遅くにはあちらこちらで雨となりそうです。
家を出るときに晴れていても、傘があったほうがよさそうです。

さて、現在発生している〝2つの台風〟の最新情報をお伝えします。
まず、関東沖の「台風17号」は、今後も北上を続けて県内に接近することはないまま、2日、千島の東で温帯低気圧に変わる見込みです。
そして、猛烈な勢力となっている「台風18号」は、今週いっぱいは本州に近づくことはないでしょう。ただ、今週後半、本州付近に秋雨前線が停滞し、台風18号からの非常に暖かく湿った空気が流れこみそうです。このため、今週の後半は、県内でも雨の降り方が強まる可能性がありますので、今後の気象情報に注意をしてください。