日中は、気温がグングン上がりました。一方で、朝から各地雲の多い天気でこの時間、雨の降っている所があります。現在の雨雲の様子を見ると、日本海に連なっている帯状の雨雲があり、この秋雨前線に伴う雨雲は、28日にかけてゆっくり南下してくる見通しです。

今後の雨の降り方を見ると、今夜9時、下越や佐渡は広く雨が降り、上・中越でもにわか雨の所があるでしょう。その後、夜間にまとまった雨雲がかかり、28日の日中にかけて局地的に雨雲が発達して激しい雨が降るでしょう。そして、28日の夜遅くにはようやく雨の範囲が狭くなる見込みです。

28日午後6時までの24時間に予想される雨の量は、多い所で80mmとなっていて、予想よりも雨雲が発達した場合は警報級の大雨となる可能性があります。
この雨の原因は、遠く離れた台風10号です。台風の最新の進路予想図を見ると、現在、奄美付近にある台風は非常に強い勢力に発達しています。今後は、29日に九州に上陸したあと、ゆっくりと本州と縦断する予想です。

県内も予報円の中に入っており、今の所の予想では台風が県内に最も近づくのは31日(土)から9月1日(日)にかけて。台風本体が接近する前の30日(金)頃から、暴風や高波・大雨となる可能性があります。本州をすっぽり覆ってしまうほど予報円が大きく、どこに進むか予想が大変難しい状況です。

また、進む速さにもブレがあり、影響が出る日が今後変わるかもしれません。引き続き、こまめに気象情報を確認して、備えや対策を行うようにしてください。