25日は、大雨になった所がありました。雨雲が発達した原因の一つに、遠く離れた台風の影響があります。その台風10号は、先週と進路の予想が大きく変わりました。

最新の予想を見ていくと、現在日本の南にある台風は今後、北西に進んだあと九州に上陸し、日本列島を縦断する見通しです。予報円が大きく進路が定まっていませんが、県内に接近する可能性もあります。
また、台風の進むスピードが遅く、影響が長引く可能性があるため注意が必要です。

県内に【いつ・どんな影響が出そうか】週間予報で見ていきましょう。
27日(火)と28日(水)は、台風周辺の湿った空気が流れこみ、さらに前線が南下してくる影響で大雨になる可能性があり、台風が近づく前でも警戒が必要です。そして、今の所の予想では、台風の直接的な影響を受けるのは30日(金)頃で、暴風や高波の恐れがあります。
ただ、進路や速度次第で影響が出るタイミングが変わる可能性がありますので、こまめに最新の気象情報を確認するようにしてください。

さて、27日の県内は〝天気の急変〟に注意が必要です。午前9時の予想天気図は、日本海にのびる前線に向かって、台風や高気圧の淵から非常に暖かく湿った空気が流れこむでしょう。このため、県内は雲が広がりやすく、局地的には激しい雨や雷雨となりそうです。

27日の天気の移り変わりを見ていくと、朝6時は雲の多い天気で上越や佐渡を中心ににわか雨があるでしょう。時間を進めてみていくと、日中は一部晴れ間もありますが、不安定な空模様で所々雨雲がかかるでしょう。そして、夜遅くには広い範囲で雨となり、雨脚が強まる所もありそうです。
27日お出かけの際は、大きめの傘があると安心です。