任期満了に伴う11月の柏崎市長選挙で、柏崎刈羽原発の再稼働に反対する団体などが、統一候補の擁立を断念したことが分かりました。

前回の選挙では、柏崎刈羽原発の再稼働に反対する議員や市民団体などが連携し、元参議院議員の近藤正道さんを擁立しました。11月の選挙でも統一候補の擁立を目指していましたが、複数の関係者によりますと、9月24日の会議で断念したということです。反原発の一部の団体などが引き続き、候補の擁立を模索するとしています。

柏崎市長選には、原発再稼働を容認する姿勢の桜井雅浩市長が立候補を表明しています。柏崎市長選挙は11月10日に告示、17日に投開票です。