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2024.09.24【柏崎刈羽原発】使用済み核燃料を青森県の中間貯蔵施設に搬出へ-再稼働に向けた動きに市民抗議【新潟】

【柏崎刈羽原発】使用済み核燃料を青森県の中間貯蔵施設に搬出へ-再稼働に向けた動きに市民抗議【新潟】
再稼働に向けた動きに市民が抗議
東京電力は、柏崎刈羽原発の使用済み核燃料を青森県の中間貯蔵施設に搬出します。再稼働に向け、使用済み核燃料の貯蔵量を減らす狙いです。

東京電力は、9月末までに柏崎刈羽原発に保管されている使用済み核燃料69体を、専用の容器1基に格納して青森県むつ市の中間貯蔵施設に搬出すると発表しています。柏崎刈羽原発の構外への搬出は、2012年以来12年ぶりで、青森県むつ市の中間貯蔵施設への搬出は国内で初めてです。

「再稼働優先の搬出、反対!」
24日にも搬出との情報を受けた再稼働に反対する市民や元県議など約50人が、原発近くの海岸で抗議の声をあげました。

■原水爆禁止新潟県協議会 近藤正道理事長
「廃炉の問題・保障の問題に展望の見通しが立たない中でとにかく再稼働を急ぐ、とりわけ核のゴミの始末について全く見通しが立たない中で、再稼働だけを急ぐのはあるべき姿ではない。」

新潟市の東電新潟本社前でも、反原発を訴える市民団体が抗議の声をあげました。

■いのち・原発を考える新潟女性の会 桑原三恵さん
「(東電は)住民の理解を得ながらと言っているが、実質は住民の声を聞き流して一方的に自分たちのスケジュールを進めようとしている。是非、再稼働を止めたいと思っている。」

再稼働を目指す6号機と7号機の使用済み核燃料の貯蔵率は、90%を超えています。柏崎市の桜井雅浩市長は、再稼働を認める条件のひとつとして、貯蔵率をおおむね80%以下にすることを求めています。
輸送の日時などについて、東京電力は「テロ対策や核物質防護の観点から公表していない」としています。
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