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2024.08.27【専門家に聞く】シートベルトだけでは危険!子どもには適切なシート選びを【新潟】

【専門家に聞く】シートベルトだけでは危険!子どもには適切なシート選びを【新潟】
“子どものシートベルト”適切な着用を
8月18日、福岡市で路線バスと軽乗用車が衝突する事故があり、5歳と7歳の姉妹が死亡しました。2人はシートベルトを着用していましたが、『チャイルドシート』や『ジュニアシート』ではありませんでした。子どものシートベルトの使用方法について、専門家に話を聞きました。

福岡市で発生した事故では、5歳と7歳の姉妹が出血性ショックにより死亡しました。2人はシートベルトを着用していましたが、チャイルドシートやジュニアシートではありませんでした。
■JAF新潟支部 菅宮弓里江さん
「6歳未満の子どもについては、チャイルドシートやジュニアシートの着用が義務付けられているが、6歳以上でも140cmに満たない子についてはジュニアシートやチャイルドシートを使っていただいて、自身の体格に合うようなシートの選択を大人も注意していただきたい。」

道路交通法により、6歳未満にはチャイルドシートもしくはジュニアシートの着用が義務付けられています。一方で、JAFは6歳以上であってもシートベルトが適切に着けられない場合は、ジュニアシートなどを使うよう呼びかけています。
■JAF新潟支部 菅宮弓里江さん
「肩ベルトと腰ベルトが体の硬い骨の上を通ることがポイント。鎖骨・胸骨・肋骨の上をベルトが通るようにする。」

シートベルトを安全に着用できるのは、140cm以上とされています。それ未満の子どもについては適切な着用ができず、シートベルトの装着がかえって危険となる恐れがあるといいます。
■JAF新潟支部 菅宮弓里江さん
「体の柔らかい部分である、首やお腹にベルトがかかった状態で衝突事故に遭ってしまうと、首が締まってしまったり、(ベルトが)お腹に食い込むと内臓損傷をして最悪亡くなってしまう。」

JAFは、6歳以上の子どもであっても身長が140cmに満たない場合は、ジュニアシートの活用を呼びかけています。
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