県内は大気の状態が不安定となり、28日夜にかけて大雨となる恐れがあります。25日に大雨による住宅などへの被害があったばかりで、再び、土砂災害や浸水被害などに注意が必要です。

新潟地方気象台によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、県内は28日夜のはじめ頃にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って激しい雨が降る所がある見込みです。警報級の大雨となる可能性もあります。

28日に予想される1時間降水量は多い所で、下越・佐渡で40mm、上・中越で30mmです。
また、28日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、上・中・下越・佐渡とも80mmです。

28日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。また、28日夜のはじめ頃まで、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

県内は、25日にも大雨に見舞われ被害が出ています。県のまとめによりますと、27日午後の時点で住宅被害は、長岡市・三条市・新発田市で床上浸水が3棟、床下浸水が22棟確認されています。