村上市に世界初となるスノーボードハーフパイプの練習施設が竣工し、14日、北京五輪金メダリストの平野歩夢選手が技を披露しました。

「村上スノーリサーチ&トレーニングセンター」は、世界初となるハーフパイプのエアーを雪がなくても再現できる屋外型トレーニング施設です。14日は竣工を記念してイベントが開催され、北京五輪金メダリストで村上市出身の平野歩夢選手と弟・海祝選手が実際にトリックを披露しました。
平野歩夢選手は、大技「トリプルコーク1440」を披露。イベントに参加した子どもたちを驚かせました。

■平野歩夢選手
「この自分の地元にできたということが夢のような感覚もある。世界で一つしかないものを作るのは例が無かったので色々大変だったが、ようやく今日この日に実現できたことを嬉しく思う。」

施設は当面の間、平野歩夢選手、海祝選手の研究施設として運用され、その後、再来年春を目安に利用者の拡大を目指していくということです。