元日の能登半島地震から7月1日で半年です。県内の住宅被害は、2万1000棟を超え、新潟市西区などでは液状化被害が発生、市内では自治体が解体する「公費解体」が進められています。

県によりますと、能登半島地震の人的被害は重傷が6人、軽傷が44人です。住宅被害は2万1236棟で、全壊が106棟、半壊が3774棟などとなっています。

このうち新潟市は、1万5081棟の被害が確認されました。市内では「液状化現象」が発生し、住宅が傾くなどして再建を断念する人もいます。新潟市によりますと、自治体が解体する「公費解体」の申請件数は552件で、着工済が30件、完了は7件にとどまっているということです。