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2024.08.27海洋深層水でカキの長期保存に挑戦-夏場の収入増に期待【新潟・佐渡市】

海洋深層水でカキの長期保存に挑戦-夏場の収入増に期待【新潟・佐渡市】
肉厚でぷりっとした『加茂湖の真ガキ』
佐渡市で深海の水を活用し、カキの長期保存を目指す取り組みが試験的に行われています。夏場の収入確保に期待されています。

肉厚でぷりっとした『加茂湖の真ガキ』。27日、仲買業者に向けて試食会が開かれました。
■仲買業者
「おいしかった。身も厚くて非常においしかった。味は濃くてうっすらと塩味もついていた。」
「出荷量がまとまってくれば、名物になると思う。」

水槽に貯められているのは「海洋深層水」。佐渡市では今年2月から、水深約300mからくみ上げた低温で雑菌が少ない「海洋深層水」を活用し、カキの長期保存を可能にする取り組みを始めました。

今回提供されたカキは、半年前に収穫されたものですが、ほとんどが鮮度を保ち、大きさも味もそのまま。魚介類の収穫量が減少する夏場以降の出荷を可能にすることで、カキ漁師の収入確保などにも繋げたいといいます。
■加茂湖漁業協同組合 山本博文組合長
「私たちの思う売値と、業者の買値にはギャップがある。そのあたりを私たちの努力でどれだけ縮めることができるか。組合員のメンバーも増やして、いっぱい出荷できる体制を整えていきたい。」

2025年6月からの本格的な販売を目指します。
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