夏の高校野球・甲子園で県代表の新潟産大附属の2回戦は、中盤までは1点を争う攻防となりましたが、終盤に突き放され0－4で京都国際に敗れました。県勢10年ぶりの2回戦突破はなりませんでした。

両者一歩も譲らず接戦となった新潟産大附属と京都国際の2回戦。試合が動いたのは、7回でした。

7回表の産大附属の攻撃は三者凡退。
その裏。京都国際の8番・清水がライト前ヒットで出塁します。さらに内野安打もあって2アウト3塁1塁。新潟産大附属のピンチ。マウンドには田中。京都国際の3番・沢田がライト前へタイムリーヒット。ついに1点を先制されます。

8回表、追いつきたい産大附属。1アウトから1番・戸嶋の打球はセンター前へ。まずは同点へ。続く2番・主将の平野は、手堅く送りバントを決めます。2アウト2塁で打席には3番・高橋。痛烈なあたりはレフトへ。しかし伸びずレフトフライに倒れ、得点となりませんでした。

その裏。京都国際はフォアボールからセーフティスクイズ、さらにタイムリーヒットで3点を追加。

4点を追いかける新潟産大附属。9回表の攻撃。
先頭の4番・多田はセカンドゴロ。5番・川口はサードゴロかと思われましたが、送球ミスから出塁します。続く6番・中村の打球はレフト前へ。1アウト2塁1塁として得点のチャンスを迎えます。7番・千野はセンターフライに倒れるも、8番・堀田が粘ってパスボールで出塁。2アウト満塁とします。
1発が出れば同点。ここで打席には9番・田中に代わって代打の鈴木。スタンドからの大声援を受けて粘りますが、最後は空振り三振に倒れました。

新潟産大附属は0－4で敗れ、県勢10年ぶりの2回戦突破はなりませんでした。