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2024.08.12【詳報】台風接近・遊泳注意の中…海水浴場で男性監視員がおぼれて死亡 家族連れが流されたと思い救助へ【新潟・上越市】

【詳報】台風接近・遊泳注意の中…海水浴場で男性監視員がおぼれて死亡 家族連れが流されたと思い救助へ【新潟・上越市】
事故直後のなおえつ海水浴場(12日・上越市)
上越市のなおえつ海水浴場で、海水浴客が流されたように見えたことから救助に向かった70代の男性管理員がおぼれて死亡する事故がありました。当時は、波が高くなり遊泳禁止ではなかったものの、注意が呼びかけられていました。海水浴客は無事でした。

上越海上保安署によりますと、12日午前9時半頃、波が高い状況の中で海水浴に来ていた家族連れ4人のうちの1人が流されたように見えることに海水浴場の管理員が気づき、笛を吹いて周囲に知らせたといいます。長野県から来ていた70代の男性とその30代の息子、さらに2人の小学生の4人連れでした。しかし、家族には流されているという意識はなかったということです。

一方、笛に気付いた管理員2人が海に入り救助に向かいましたが、そのうちの1人の70代の男性がおぼれました。家族連れと、管理員1人は自力で浜に戻りました。
おぼれた男性管理員は、遊泳区域を示す浮き球につかまっていましたがその後、姿が見えなくなりました。そこで、家族連れの30代男性が救助に向かい、男性を引き上げました。しかし、男性はすでに意識がなく、搬送先の病院で死亡が確認されました。死因は溺死でした。

12日のなおえつ海水浴場は、午前中は「遊泳注意」を呼び掛けていました。この事故を受けて「遊泳禁止」とされたということです。当時は、風速は約4m、波の高さは約50cmでした。
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