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2024.08.28【気象予報士が解説】台風10号は速度遅く県内には週明けか-台風近づく前から大雨など影響が長引く可能性【新潟】

【気象予報士が解説】台風10号は速度遅く県内には週明けか-台風近づく前から大雨など影響が長引く可能性【新潟】
台風の進路パターン
28日、鹿児島県には暴風と波浪の特別警報が発表されるなど影響が出始めています。では、まず台風10号の進路の予想を見ていきます。台風は現在、非常に強い勢力で屋久島の西をゆっくりと北上しています。今後は、30日までに九州に上陸し、その後ゆっくり日本列島を縦断する見通しです。

日に日に進む速度が遅くなっていて、県内に最も接近するのは来週9月2日(月)頃の予想です。ただ、台風接近する前から影響が出る見込みで、新潟地方気象台は31日(土)から1日(日)にかけて警報級の大雨になる可能性があるとしています。

一方、予報円がかなり大きくどのあたりを進むのか予想が非常に難しい状況です。台風の進路によって、県内が受ける影響が大きく変わるので、パターンを紹介します。

【①日本海を進むコース】は、雨や風の影響は少なく、フェーン現象が起きて猛暑となります。
県内に近い所を通る【②県のすぐ西を進むコース】と【③県内付近を進むコース】は、暴風や大雨になることがしばしばあります。
【④関東沿岸を進むコース】は、県内から離れた場所を進むものの、台風の発達の程度によって大雨となる所もあります。

今回の台風10号は、現状、この中のどのパターンもありえます。どこを進むか、こまめに気象情報を確認して、備えや対策を行うようにしてください。


29日の県内は、広い範囲で雨が降りそうです。日本海に停滞する前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れこむでしょう。このため、県内は大気の状態が不安定になり、雨が降ったりやんだりの天気となりそうです。

では、29日の雨の降り方を見ていきます。朝6時、上越や佐渡で雨の降る所があるでしょう。動かしていくと、まとまった雨雲がゆっくりと西から近づいてきて、午後は広く雨となるでしょう。夕方から夜にかけては、本降りの所もありそうです。

29日は、家を出るときに雨が降っていなくても、忘れずに傘をお持ちください。
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