夏の高校野球新潟大会の12日は、3球場で2回戦6試合が行われました。佐藤池球場第一試合は、泥だらけの二遊間コンビがグラウンドで躍動しました。

小雨が降る中小千谷と対戦した柏崎には頼れる二遊間がいる。ショートでキャプテンの木村唯人。セカンドの庭山琳大。去年秋に二遊間を組んでから、まだ公式戦で勝利したことはない。

2人で夏の勝利へ。

試合は4点リードで迎えた4回1アウト。1番・木村はスリーベースヒットを放ち1番バッターの仕事を果たした。ユニホームが汚れていく。
その後、2番・小川のレフト前ヒットでホームに帰りリードを広げる。

守備では二遊間できっちりアウトを積み重ねる。
6回。ここまでヒットがない庭山のユニホームはまだ真っ白。木村には負けられない、そして放ったスリーベースヒット。活躍の勲章の泥だらけに。

11点の大量リードで迎えた7回。最後は庭山が掴みゲームセット。泥くさくチームを牽引した2人の活躍で、新チーム発足以来初めてとなる公式戦での勝利を手にした。

■柏崎 庭山琳人選手
「きょうは自分が汚れているが、いつも木村は打っているので見慣れた光景。」
■柏崎 木村唯人選手
「庭山はユニホームが練習から汚れる感じなので見慣れた感じ。公式戦でまだ勝ったことないチームがここで1勝できたのでこれを勢いにして次の試合も頑張りたい。」