「戦地の医師が肩を撃たれて帰国するために金が必要」などというメッセージで、上越市の女性がSNS型ロマンス詐欺の被害に遭いかけていたところを郵便局長の男性が防ぎました。

警察によりますと、1日、上越市の高田本町一郵便局を訪れた女性(70)が「別の郵便局で振り込みができなかったから新しい口座に振り込みたい」と話しました。郵便局の男性局長が詳しく聞いたところ、女性は「戦地に行っている外国の医師が肩を銃で撃たれて一度母国に戻るためにお金が必要と言っている」などと話し、約190万円を振り込もうとしていました。

そのため男性局長はロマンス詐欺を疑い、振り込みをやめるように説得しました。その後警察に通報し、詐欺と発覚。被害を未然に防ぐことができました。

女性はSNSを閲覧していて、投稿などに「いいね！」をしたところ友達申請が届き、その後ほかのメッセージアプリでお金を要求するやり取りがあったということです。