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2024.10.04刃物による傷害致死事件:東京高裁が一審の実刑判決を支持し控訴棄却【新潟】

刃物による傷害致死事件:東京高裁が一審の実刑判決を支持し控訴棄却【新潟】
弁護側は「最高裁への上告を検討」
2018年、新潟市で同居する男性を刃物で刺して死亡させた、傷害致死の罪に問われた被告の控訴審判決で、東京高裁は3日、1審の差し戻し審の懲役6年の実刑判決を支持し、弁護側の控訴を棄却しました。

被告(47)は、新潟市中央区のアパートで同居していた男性(当時49)の右腕をナイフで刺して、その後死亡させた傷害致死の罪に問われています。1審の新潟地裁は"無罪"を言い渡しましたが、東京高裁は「根拠を欠いた前提に基づく考察の結果で不合理」と指摘し、1審の無罪判決を破棄して審理を差し戻しました。

2月27日から新潟地裁で始まった差し戻し審で、新潟地裁は「遺体の状況などから、弁護人が指摘する事故の可能性は、偶然が偶然を重ねて起こることによって初めて生じるもの」と指摘。また、第三者が侵入した形跡がないことなどから、被告が犯人であると認定し、懲役6年の実刑判決を言い渡していました。

3日、東京高裁は一審判決を支持し、弁護側の控訴を棄却しました。弁護側は「最高裁への上告について検討している」としています。
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