小千谷市の60代女性が市役所の職員を名乗る男らから、介護保険料の還付金があるなどと言われ約158万円をだまし取られました。

9月26日午後5時すぎ、小千谷市の女性(60代)の自宅に「市の介護保険福祉課職員」を名乗る男から「介護保険料の還付金2万7400円があります」「そちらに葉書を送っているはずです」「今日の午後3時が締め切りで終わっていますが、銀行サポートセンターに電話して手続きができます。携帯電話番号を教えてください」「銀行サポートセンターから電話がかかってくるので手続きをしてください」といった内容の電話がありました。

女性が電話番号を教えると「銀行サポートセンターの職員」を名乗る男から電話があり、電話をつないだまま銀行に行くよう指示されました。女性はATMで男から言われるがまま操作し、157万7200円を送金してしまったということです。操作後に、男から利用明細票を捨てるように指示されたことを不審に思った女性が警察に相談し、発覚しました。

警察は、還付金受け取り名目で電話番号を聞かれた場合は、詐欺だと思って応じないよう注意を呼びかけています。