日本のキャプテンが地元・新発田市に凱旋です。男子バスケットボールでパリ五輪に出場した新発田市出身の富樫勇樹選手が、地元で凱旋試合を行いました。スーパープレーにファンも大興奮です。

29日、地元のヒーロー・富樫と、去年までアメリカNBAでプレーしていた新加入・渡邊雄太の両エースが揃うプレシーズンマッチとあって、用意された1800席のチケットが発売後1週間ほどで完売。スタンドは、超満員となりました。

■観客
「富樫選手の地元なので、楽しみにしていた。スリーポイントをたくさん見たい。」
「ステップバックやフローター、小さい選手だからこそできる技を見たい。」

試合は序盤、秋田にリードを許しますが、第1クォーター残り1分、富樫がこの日最初の3Pシュート。
第2クォーター、2本目の3ポイントを沈め同点に追いつくと、さらに高いアーチを描くジャンプシュートで逆転に成功。
第3クォーター、今度は鋭いドライブからのレイアップが炸裂。
第4クォーターには、富樫から渡邊へ。日本代表ホットラインで、さらに点差を広げます。

圧巻は試合終盤でした。なんと4本連続の3Pシューに成功。3Pシュート6本、チーム最多23得点の活躍を見せた富樫勇樹、この日のMVPに輝き2日間を通じて地元ファンを魅了しました。

■千葉ジェッツ 富樫勇樹選手
「新発田を離れて長くなるが、それでもこうして応援してもらえることをうれしく思う。千葉ジェッツを新発田に招いてもらい、試合ができるのはとても幸せなこと。またこれからも成長した姿を見せられるよう頑張っていきたい。」