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2024.09.30大和堆のイカ釣り漁船でケガ人:九管がヘリに医師を乗せて現地へ 2020年以来の「洋上救急」【新潟】

大和堆のイカ釣り漁船でケガ人:九管がヘリに医師を乗せて現地へ 2020年以来の「洋上救急」【新潟】
男性を乗せた海保のヘリが新潟航空基地へ(29日正午半すぎ)*写真を一部加工しています
29日早朝に日本海の大和堆で操業していたイカ釣り漁船の乗員がケガをしたことから、第九管区海上保安本部はヘリに医師を乗せて現地へ向かい救助ました。2020年以来となる「洋上救急」です。

第九管区海上保安本部によりますと、29日午前4時40分ごろ、大和堆で操業していた小木漁協所属のイカ釣り漁船から海上保安庁に118番通報がありました。乗員の男性(41)が、器具に顔をぶつけてケガをしたというもので、第九管区海上保安本部から巡視船が先に現地に向かうとともに、ヘリコプターも新潟市民病院の医師と看護師を乗せて向かいました。

先に巡視船が漁船と合流し、男性を収容。その後、合流したヘリが男性を乗せて医師が処置をしつつ新潟航空基地へと向かい、さらに救急車へと引き継ぎました。男性は、顔を骨折していて重傷ですが、命に別状はないということです。

周辺海域などでケガ人や病人が発生した際に、海上保安庁の巡視船や航空機または自衛隊機で医師や看護師を現地まで派遣する対応は「洋上救急」と呼ばれ、世界で日本唯一の医療体制だといいます。今回は、第九管区海上保安本部では2020年以来の洋上救急だったということです。
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