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2024.09.27【自民党総裁選|新総裁決定】田中角栄氏を師と仰ぐ『石破総裁』誕生:県関係議員の選択は【新潟】

【自民党総裁選|新総裁決定】田中角栄氏を師と仰ぐ『石破総裁』誕生:県関係議員の選択は【新潟】
『石破総裁』誕生
自民党総裁選は、石破茂元幹事長が決選投票を制し、第28代総裁に就任しました。県関係の国会議員は、何を重視し、誰に一票を投じたのでしょうか。衆議院の解散・総選挙を見据えて、与野党ともに早くも臨戦態勢です。

27日午前8時半、自民党県連で党員票の開票が始まりました。県内の自民党員は、約2万3000人。県連によりますと、投票率は前回並みの72.33%でした。

■岩村良一幹事長
「9人の候補が出たので、投票率がもう少し上がるイメージもあったが…。」

開票は2時間ほどで終了。新潟の党員票は高市早苗氏が最も多く、次いで石破茂氏、小泉進次郎氏、小林鷹之氏の順だったということです。

午後1時、党本部で始まった国会議員票の投票。1回目の投票で過半数を獲得した候補はおらず、高市氏と石破氏による決選投票に。そして…

■逢沢選管委員長
「石破茂君をもって当選者と決しました。」


5回目の挑戦で、初めて総裁の座を射止めた石破氏は、これまで防衛大臣や農林水産大臣、地方創生担当大臣などを歴任。自民党が裏金問題で逆風のなか、非主流派の石破氏を選ぶことで〝刷新感〟を打ち出しつつ、立憲民主党の野田佳彦新代表に対抗するための安定感を求めたとみられます。

その石破氏が「政治の師」と語るのは、政界入りを薦めたという田中角栄元総理です。6年前に総裁選に出馬した際には、柏崎市の田中角栄記念館を訪問。

■自民党 石破茂新総裁
「東京一極集中の是正と地方の雇用と所得、精神は角栄先生の精神を受け継いでいく。時代に合ったやり方だが。角栄先生の教えを受けた最後の者として、それを継いでいく。」

同じ日本海側の出身として、新潟に「強い思い入れがある」「日本海側の雄として、日本を引っ張ってほしい」とも話していました。新潟に関わるさまざまな課題についても、考えを示しています。
原発再稼働については、8月の出馬会見で「原発をゼロに近づけていく努力は最大限する」と述べる一方、政策集では「安全を大前提とした原発の利活用」と明記。岸田総理が「政府を挙げて取り組む」とした、原発推進路線を引き継ぐとみられます。
拉致問題については、拉致被害者の帰国実現へ、東京とピョンヤンに連絡事務所を設置するなど「北朝鮮との交渉の足掛かりをつくる」と訴えています。

石破新総裁の誕生を受けて、横田めぐみさんの母・早紀江さんは…
■横田早紀江さん
「どこまで本当に実現なさってくれるかということだけ。おっしゃっていたことが実現できるように、全身全霊をこめて、国家のために頑張りますと言ったことを一筋に実現してほしい。」


県内関係の国会議員では、泉田裕彦衆院議員が石破氏の推薦人を務めました。

■泉田裕彦衆院議員
「ジェットスターに乗ったような気分で・・・。新潟の条件不利、格差是正、もう一つ政治の透明性、信頼性の確保ということで石破さんを応援してきた。誠意をもって正直に語る政治、ぜひ実現してほしいと期待している。」


9人が名乗りを上げた異例の総裁選。石破氏以外を推した県内関係議員には、落胆を隠せない姿も見えました。ただ、新総裁には拉致問題や地方創生に期待を寄せつつ、「自民党は生まれ変わった」と強調。解散総選挙に思いを向けていました。

■斎藤洋明衆院議員
「拉致問題は、今すぐ解決しなければならない問題なので、最優先で取り組んでいただきたい。」
■細田健一衆院議員
「新総裁は、地方創生ということで非常に強い思いをもって語っていた。そういうものを旗印にしながら、有権者の理解をいただけるように取り組んでいきたい。」
■高鳥修一衆院議員
「こういう結果になって非常に残念…。新総裁が決まった以上、挙党体制で次の選挙が近いと言われているので、しっかり一人一人が全力を尽くして勝ち抜けるように頑張っていきたい。」
■塚田一郎衆院議員
「石破新総裁、総理大臣のもとで、しっかり国民に自民党の変わった姿を訴えられるように頑張っていかなければならない。」
■鷲尾英一郎衆院議員
「自民党は生まれ変わるという強い気持ちで、次なる戦いに向けて邁進していきたい。」
■小林一大参院議員
「地元は鳥取。同じ日本海側の課題は雪もそうだし、災害、人口減少など、同じような課題がある。課題解決に向けて党一丸で頑張っていきたい。」

県連会長のこの人はー
■佐藤信秋参院議員
「我々は新しい自民党になりましたと。だから有権者の皆さんに期待してくださいと。いつ選挙になるかわからないのだから、今日から走りまくらなければいけない。」
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