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2024.09.26【魚沼市の商店街火災】13棟焼いた火災から1年-進む再建と残された課題【新潟】

【魚沼市の商店街火災】13棟焼いた火災から1年-進む再建と残された課題【新潟】
13棟が焼けた商店街火災から1年(魚沼市)
魚沼市で13棟が焼けた商店街火災から、26日で1年です。営業を再開した店舗がある一方で、火災のあと、さら地になったままの場所もあり、再建への道のりは様々です。

26日の魚沼市南本町商店街。建物が並んでいた場所は、さら地になり、残った店舗は改装中と再建にはまだ道半ばの状況でした。ちょうど1年前の今日26日、魚沼市小出島の南本町商店街で発生した火事。5つの店舗や住宅を含む13棟を焼きました。

若井菓子餅店は、住居部分だった2階と3階が全焼。1階の店舗部分への延焼は免れたため、火災から3週間後には営業を再開しました。

■若井菓子餅店 若井文康店主
「1年っていうのは、経ったなというだけで節目ということもなく、ずっと仕事も続けているので取材に来てもらうことで、経ったんだなって。」

業務は、火災前の状況に戻ったといいますが、上の階に上がると…

■若井菓子餅店 若井文康店主
「綺麗にしただけですね。瓦礫を撤去しただけ。ここが私の寝ていた部屋でして、大きい物音がしたので、この中から2軒くらい向こうの火事を見つけた。」

1年が経った今も全焼した部屋は、そのままの状態に。現在は、市内のアパートで暮らしていますが、このほど3階部分を無くして2階建てにする改修工事がようやく始まりました。

■若井菓子餅店 若井文康店主
「ここは燃えちゃったので仕方ないというところもあって、(改修工事が終わって)完成すれば、一応火事については終わってということになると思う。」

再建に向けた工事が始まる一方で、全焼した6軒の建物があった場所は現在さら地に。再建を決めたのはこのうち2軒のみで、1軒は資金面から店舗をたたみ自宅のみの再建にすることを決めたということです。

商店街で理容室を営業していた安藤ミイ子さん。現在は少し離れた仮店舗で営業していますが、24日ようやく元の店舗の建て替え工事が始まりました。

■安藤理容所 安藤ミイ子店主
「すごい嬉しかった。毎日あそこを通って、中々工事が始まらなかったのでへこんだり。やっぱり、あそこでずっと住み慣れていましたしね。」

しかし、完成にはまだ3カ月以上はかかる見込みで、新たな不安も…。

■安藤理容所 安藤ミイ子店主
「1年間は市の方で、今のアパートは無償で貸していただいているが、来月からは家賃が発生する。だから仮店舗とアパートの家賃がダブルで来るので、それはきついです。はっきり言って。」

その中でも、商店街に活気を取り戻したいと願います。

■安藤理容所 安藤ミイ子店主
「生涯学習センターも建ってきているので、南本町をもっと盛り上げられるように私も早く帰りたい。」
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