体調不良で療養している新潟市の中原市長は、市議会9月定例会を欠席すると発表しました。新潟市長が市議会を全て欠席するのは、42年ぶりと異例の事態となりました。

中原市長は、9月4日都内で体調を崩し、フランス・ナントへの出張をとりやめて以降、療養を続けていました。そして20日、医師の診断でさらに3週間程度休養し、市議会を欠席すると発表しました。詳しい病名などは、明らかにされていません。

市議会の一般質問では、野島晶子副市長が答弁。20日は、全国的な課題となっている教員不足や、新潟市の賃金水準の低さについて議論が交わされました。

■新潟市議会 皆川英二議長
「治すためにはやむを得ないだろうと、議員はみなそう思っている。議会と執行部で意思疎通をしながらやっているので、私は今回の議会はそれなりに上手くいくと思っている。」

中原市長は、「市政運営に支障を生じさせないよう、適宜副市長はじめ職員に指示するなどしながら療養を続ける」とコメントしています。