新潟地方気象台によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れこみ、県内は大気の状態が非常に不安定になっています。

20日の1時間降水量は、村上市三面で70.5mm、村上市高根で60.5mm、村上市で56mmを観測し、いずれも9月の観測史上最大の雨量となっています。
新発田市、村上市や胎内市、関川村には土砂災害警戒情報が発表されていて、関川村は大字中束・大字南中・大字小和田・大字朴坂・大字桂・大字湯沢・大字蛇喰の7地域に避難指示を出しました。

21日正午までに予想される24時間降水量は、多い所で上越・中越・佐渡で100mm、下越で150mmです。さらにその後、22日にかけても雨が降り続く見込みです。

気象台は、22日にかけて警報級の大雨となる所があるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼び掛けています。