新潟交通は、子会社である新潟交通佐渡の従業員の男性が、バス運賃の売り上げ約1000万円を着服していたと発表しました。男性を懲戒解雇としていて、刑事告発する方針です。

新潟交通によりますと、内部通報を受けて調査した結果、新潟交通佐渡本社営業所に勤務していた男性社員(20代)が、一般乗合バス運賃の売上金の一部を着服していたことが判明しました。被害額は、1000万円ほどに上る見込みだといいます。

男性社員は、懲戒解雇処分とされています。合わせて警察に相談し、刑事告発する方針だということです。
この問題を受けて、新潟交通として「このような事態を招いたことを厳粛に受け止め、コンプライアンス意識の向上と内部管理体制の一層の強化を図るとともに、一日も早い信頼の回復に向け取り組んでまいります。」とコメントしています。