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2024.09.12【自民党総裁選|告示】県内国会議員は誰を支持?行動に変化も【新潟】

【自民党総裁選|告示】県内国会議員は誰を支持?行動に変化も【新潟】
自民党総裁選は12日告示
自民党総裁選が12日、告示されました。事実上、次の総理大臣を決める戦いです。県関連の国会議員は、誰を推すのでしょうか。各議員を取材したところ、前回とは行動に変化がみられました。

過去最多となる9人が出馬した総裁選は、国会議員票と、党員・党友による地方票の合計で争います。各陣営の出陣式には、県選出の国会議員の姿がありました。

小林鷹之前経済安保担当大臣の陣営にいたのは、斎藤洋明衆院議員。
■斎藤洋明衆院議員
「若い力で自民党を改革してもらって、日本の将来、責任ある政治を実現したいと思うからです。」

斎藤さんは、裏金問題で各派閥が解散したなか、唯一存続している麻生派の所属です。前回は同じ派閥の河野太郎デジタル担当大臣を推しましたが、小林さんの推薦人になりました。
■斎藤洋明衆院議員
「派閥としては河野さんを応援するが、派閥として誰か一人を必ず応援しろという縛りはかけないと(麻生太郎会長が)言っていたので。」


こうした傾向は、所属派閥が解散した議員に、より顕著に表れています。
旧安倍派出身で、前回は安倍晋三元首相が支援した高市早苗経済安保担当大臣に投票した細田健一衆院議員。今回は、小林さんを推します。
■細田健一衆院議員
「20年来の友人で、昔から付き合いがあってよく知っている。非常に政策の理解力も深い、本当に日本政治のリーダーとして任せられる人だと・・・。」

自身は前回も自分の意思に従ったとしたうえで、派閥解散の影響についてー
■細田健一衆院議員
「より自由に自分の頭で考えて行動できるという人が増えたんじゃないかなと思いますね。」

小林さんには拉致問題や地方経済の活性化に期待を寄せます。


泉田裕彦衆院議員は前回、応援する候補を明らかにしませんでした。泉田さんを電話で直撃したところ・・・
■泉田裕彦衆院議員
「もう選対本部に入って動いてるんですけど、石破陣営に参加しています。」

対応が一転した理由はー
■泉田裕彦衆院議員
「結局派閥があると、いろんなところに弊害が出るんで、投票先って言いにくい部分あるわけですけども、今回は自らの判断で最初から明らかにするっていうことが可能ですので・・・。」


前回は二階派に所属していましたが、その後、脱退。今回、石破茂元幹事長の推薦人に名を連ねました。旧二階派の鷲尾英一郎衆院議員は、小泉進次郎元環境大臣の推薦人代表になりました。
■鷲尾英一郎衆院議員
「今、大変自民党も厳しい状況ですので、党の改革、政治改革をしっかりと断行できるのが小泉さんと思っています。」

11日は、地元・長岡市に小泉さんを招くなど支持拡大に努めます。


一方、前回と同じ候補を推す人も。旧安倍派の高鳥修一衆院議員は、今回も高市さんを推します。また、推薦人になりました。
■高鳥修一衆院議員
「私の師である安倍元総理が高市さんと明言していたので、その思いを継承しようと思いました。」


旧岸田派の小林一大参院議員は、岸田派ナンバー2で、岸田政権でも外務大臣などを歴任した林芳正官房長官の推薦人です。
■小林一大参院議員
「山積する多くの組織、厳しい課題を対応するには、経験と実績、そしてまたキャリアが必要だというふうにを持って林長官を推している・・・。」


他の県関連国会議員では、麻生派の塚田一郎衆院議員が河野さんの推薦人に。旧二階派の国定勇人衆院議員は「未定」としています。

総裁選は、27日に投開票されます。
一方、一足早く代表選に突入している立憲民主党。加熱する総裁選をけん制します。
■西村智奈美県連代表
「何がやりたいのか、全くわからない。それよりもまず最初に(裏金問題の)全貌を明らかにするということをなぜ(候補者が)どなたも一人もおっしゃらないのか・・・。」

9人の混戦を抜け出すのは誰か。そして新たな総裁は総理に就任後、早期の解散総選挙に打って出るのか。15日間の論戦が始まります。
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