9月9日は「救急の日」です。新潟市の小学校では、AEDの使い方などを教える講習会が開かれ、児童たちは救命処置の大切さと大変さを学びました。

新潟市立五十嵐小学校の6年生を対象に開かれた講習会。救急救命士などを目指す新潟薬科大学附属医療技術専門学校の学生が講師を務めました。児童は、心肺蘇生の方法やAEDの使い方などを真剣な表情で学びました。

■児童
「人の命を救うためなので、真面目にやらないといけない。もしそういう場に立っても、やれるように頑張りたい。」
「(心臓マッサージは)やってみて案外疲れるんだなと感じた。(学生の教え方は)だいぶ分かりやすかった。」

救急救命士は、命を救う方法を市民に伝えることも仕事のひとつ。学生たちは、この講習会を通じて教え方を学びました。

■学生
「自分たちも苦労して覚えたので、それを一から教えるのは難しいのを実感。(救命処置を)みんなが出来るようになると助かる命もあると思うので、頑張ってほしい。」

この取り組みは、今年で23回目です。