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2024.09.04【柏崎刈羽原発】再稼働の判断時期に”隔たり”:柏崎市・桜井市長と花角知事の温度差浮き彫りに【新潟】

【柏崎刈羽原発】再稼働の判断時期に”隔たり”:柏崎市・桜井市長と花角知事の温度差浮き彫りに【新潟】
柏崎市・桜井雅浩市長「隔たりがある」
柏崎刈羽原発の再稼働を判断する時期をめぐり、柏崎市の桜井雅浩市長は花角英世知事の姿勢について、自身と「隔たりがある」として難色を示しました。

花角知事は8月、下越地域の市町村長との会談で、原発再稼働の判断時期についてこう述べたことを明らかにしました。
■花角英世知事
「申し上げたのは、見通せないと言ったのです。見通せないけれども、おのずと県民の意思は固まっていくだろうと、それはあと2年弱ぐらい(次の知事選)の間には、固まるのではないでしょうかという趣旨で申し上げたのです。それで私は判断をすることができると頭の中で思っていたのですけれど。」

一方、8月「再稼働要請があれば応じる段階にある」と明言した柏崎市の桜井市長は、花角知事が示した時間軸について…
■柏崎市 桜井雅浩市長
「隔たりはありますよね、残念ながら。(知事の発言内容を見て)2年先までコンクリートされた発言だとは思っていない。」

さらに、使用済み核燃料の受け入れを表明した青森県や、新潟にも電力を供給する女川原発の再稼働を認めた宮城県の名を挙げこう述べました。
■柏崎市 桜井雅浩市長
「それぞれの地域で、国のエネルギー政策の原子力政策の役割を担っている。どういうことなのだろうと思われ始めている。青森県からも宮城県からも、それは私として非常にいたたまれない。」

慎重姿勢を崩さない知事と、早期再稼働を受け入れる構えの柏崎市長。2人のトップの温度差があらわになって来ました。
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