告示まで10日を切った自民党総裁選。今週は、候補者の出馬表明が相次ぐ見通しです。

立憲民主党の県内関係者は総裁選後、すぐの解散総選挙をにらんで準備を加速させています。
1日、新潟市で開かれた立憲民主党県連の常任幹事会。
■西村智奈美県連代表
「早期に衆議院の解散総選挙が行われるであろうということは、衆目の一致するところではないか。」
■米山隆一県連幹事長
「我々の代表選、向こう(自民党)の総裁選が終わる9月いっぱいが終わったら、一気に準備が加速という状況に双方ともなる・・・。」

自民党総裁選後に誕生する新政権は「ご祝儀相場」で支持率が跳ね上がるとの見方から、早期の解散総選挙は厳しい戦いになるとの意見も上がりました。
一方、立憲民主党の代表選は、今週末の7日に告示を迎えます。これまでに名乗りを上げたのは見慣れた顔ぶれですが、立候補が取りざたされるこの人は…
■西村智奈美県連代表
「現在、泉(健太)代表のもとで代表代行という任にありますので、立候補を決意するということにためらいがある。自民党政権では、決してできないことをやるということを訴えられる代表選挙にできるかどうかではないか。」

代表選への出馬には、消極的な考えを示した西村県連代表。自民党総裁選に埋没せず、県内でも野党第一党の存在感を示せるか手腕が問われます。