新潟地方気象台は、台風10号による県内への影響などの見通しについて発表しました。

新潟地方気象台によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいて、県内はその影響で強い雨の降るところがある見込みです。雨雲が予想より発達したり停滞したりした場合は、29日は大雨警報を発表する可能性があるとしています。台風第10号は九州北部地方を北へ進んでいて、今後、勢力を弱めながら西日本をゆっくりと東へ進み、県内には1日以降に接近する可能性があるとしていますが、予報円は大きく不確実性があるため今後の情報に注意するよう呼びかけています。

台風10号による交通機関の影響では、29日は新潟空港と福岡を結ぶ一部の便が欠航しました。
上越新幹線・北陸新幹線は、当初は運休や大幅な遅れが発生する恐れがあるとしていましたが、今のところJR東日本は台風10号による遅れなどの可能性について発表していません。
また、佐渡汽船も今のところ、来週にかけてカーフェリーやジェットフォイルが欠航する可能性は低いとしています。