パリオリンピックで見事なトライを決めた7人制ラグビーの原わか花選手。地元の新潟市秋葉区に凱旋、園児たちと交流しました。

子どもたちと一緒に生き物を見つけた原わか花選手。母が園長、父が副園長を務める『Akiha森のようちえん』を訪れました。
■原わか花選手
「私も秋葉山の自然で体をたくましく育ててもらって、今この場所に帰ってくることができてすごくうれしいのと、子どもたちもボール遊びや自然の中での遊びを通して色々なことにチャレンジする勇気や気持ちを育ててほしい。」

2大会連続でオリンピックに出場した原選手。先日のパリオリンピックでは、自慢のスピードで80mを一気に走り切り、トライを決めました。
■原わか花選手
「80mあったが、ボールを受け取った時点で走り切れると思った。日本のファンや家族が応援に来てくれていたので、しっかりトライを決めて感謝の思いを届けたいと思いながら走った。」

現地で観戦した両親にとっても、特別な時間でした。
■父・淳一さん
「7万人近い観客が入っていて、お客さん沢山の中であのトライが見られて一生の思い出になった。」
■母・麻緒さん
「周りがほとんどフランス人とカナダ人で、皆さんわか花がトライした時にみんなでよろこんでくれたので、私たちもオリンピックを味わって楽しく過ごした。」

日本代表としての集大成と位置づけて挑んだパリオリンピック。7月、代表からの引退を表明しました。
■原わか花選手
「日本代表の活動として現役生活をやるのは、パリオリンピックを一つの区切りとして考えてきたので、フランスで(メダル獲得という)満開の桜を咲かせることはできなかったが、未来のサクラセブンズのみんなが結果を残してくれると思うので、これからは違う形になるとおもうが日本の女子ラグビーを盛り上げられるように頑張っていきたい。」

■原わか花選手
「ラグビーボールでいっぱい遊んでください。」

所属チームで現役を続ける原選手。今後は、女子ラグビーの普及などにも貢献したいとしています。