小千谷市の醸造会社が『働き方改革』に本腰を入れます。休息時間の確保や、男性の育児休暇取得の徹底を宣言しました。

山崎醸造は、3年前から社員の健康に留意した経営を目指してきました。22日に会見を開き、働き方改革の更なる徹底を宣言。社員が勤務を終えたあと、翌日の出勤まで11時間の休息を確実に取得することと、男性の育児休暇の100%取得を目指します。

これまでも、仕事内容の効率化などにより休日が取りやすい体制を整えてきました。
■中高生の子どもをもつ母
「快く急なお休みも対応していただいて、こどもが体調悪くなった時とか大変助かっています。」
■まもなく産休に入る女性
「快くOKといってもらえたので、とりやすかったです。」

従業員は現在、パート勤務を含めて38人。就業規則を柔軟に変更するなど、中小企業だからできる働き方改革を目指すとしています。
■山崎醸造 山﨑亮太郎社長
「これで終わりという制度ではない。残業時間があったり有給の取得率が100%ではない。高い数字となるように毎年頑張っていきたい。」

9月には、仮眠ができる休憩室を設け、健康に働ける体制を整えます。