総評
今年の大会は第一シードの日本文理高校の2年ぶり6回目の優勝で幕を閉じた。大会前の予想では選抜にも出た日本文理高校の力が抜きんでているように思われたが、全体的に接戦・逆転勝ちが多くあり、見ている人には面白い白熱したゲームが展開された。
今大会ベスト8に残った8校はシード校4校ノーシード4校であった。残念だったのは北越、佐渡、長岡大手、十日町のシード校が残れなかったことだろう。北越を破った白根、佐渡を逆転サヨナラでくだした新潟明訓、長岡大手を接戦で破った。県央工業、十日町をコールドでくだした村上桜ヶ丘、この4校は戦前から実力が伯仲していた。
特に創部初のベスト4に勝ち上がった部員14名の白根高校は準々決勝でも五泉高校に2-0と完封した試合は見事であった。部員不足に悩む高校にも勇気と希望を与えることができたのではないか。
今大会を通じて新潟県の高校野球のレベルは確実に上がってきてるように見えた。どの高校も日本文理、新潟明訓を倒さなければ甲子園に行けないと明確な目標ができたからに他ならない。
準々決勝で日本文理を最後まで追い詰めた村上桜ヶ丘・準決勝で惜しくも負けた中越あと一歩はこれからの新チームの課題である。
決勝戦で負けた新潟明訓は惜しくも敗れたが、改めて2年連続のむずかしさを見た。ただノーシードから本当に短期間に素晴らしいチームつくった佐藤監督に敬意を表したい。
代表校への期待
日本文理。6回目の出場おめでとうございます。全国制覇を目指して県大会は通過点と大井監督は選手に言い聞かせていることかすごいことだと思う。
今年は波多野、田村の2枚看板に湯本、高橋ら強力な打撃陣に切れ目がない。一昨年の準優勝を意識しないで、とにかく目の前の試合に集中していいゲームをしてもらいたい。最高の仲間と最後まで信じて諦めないで「甲子園」で大暴れしてきてもらいたい。
(新潟商業高校野球部元監督 小林秀夫)
