オレの一言 ~野球解説者によるブログ~

特別寄稿 ~ありがとう,日本文理~

今年の日本文理は全国4000校を超える参加校の中で

一番長く甲子園に残ったチームとなった。

この快挙を新潟県民はどれだけ待ち望んだか計り知れない。

ひょっとしたら永遠に決勝戦は無理かと考えていた関係者もいたはずだ。

 

それが 初戦に勝つと県大会と同じく、伊藤投手が投げ・野手がしっかり守り・

強力打線が毎試合二桁安打し、甲子園記録の「二試合連続全員安打」記録まで打ち立てた。

今までの新潟県の勝率が全国ワースト1とは信じられないくらい強かった。

 

 

決勝戦は過去6回の全国制覇をおこなった古豪、

戦前の予想は両校の強力打線を投手がどこまで抑えられるかが

勝敗の分かれ道だと考えていたが 予想通り打撃戦に。

8回を終わり10対4、ここで終わらないのが今年の日本文理の強さなのだ。

 

最後まで諦めず、あと1点まで あの中京を追い込んだのは91回大会中 もっとも記憶と球史に残る素晴らしい決勝戦だった。

このような素晴らしいチームに育ててくれた大井監督に感謝あるのみである。

 

 

 

まとめの言葉が思いつかない程 夢と感動を与えてくれた事に心から感謝し

この夏の締めくくりとする。

ありがとう、日本文理。 

                               (小林 秀夫)

 

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甲子園を振り返って

 

抽選の結果、2回戦からということになり伊藤投手にとっては良かった。

更にそのゾーンにはいわゆるA評定のチームがなく 

寒川を破れば次も一気に突き進む可能性があると予想した。

 

準々決勝は 相手チームにアクシデントはあったが文理打線の力であれば

打ち勝てると思っていたが まさに快勝。

準決勝はPL学園、帝京を破った相手であり 正直なところ厳しいかなと思っていたが

伊藤君の見事なピッチングで 「勝つにはこれしかない」という内容だった。

(かつて中越が浦和学院に1-0でサヨナラ勝ちした試合を思い出した)

 

 

 

そしてあの決勝

 

甲子園で初の連投となる伊藤君が前日の様な投球が出来るのか、が

ポイント。

5回まではある程度コントロールが出来ていたが6回は追い込んでからの

勝負玉が思うように決まらず一挙6点を取られたのが痛かった。

しかし最終回 二死からの猛攻はすさまじいものがあった。

 

試合を振り返ると勝敗の分かれ目は

二番手投手がいるかどうか だったのではないか。

中京大は堂林、森本と二人いたのに対し

日本文理は伊藤君1人が全試合を投げたことが

コントロールが乱れた原因だと思う。

 

それにしても

新潟県高校野球界にとって大きな風穴を開けてくれた

  素晴らしい試合であった。

              

 

                            (柴山 勲)

 

過去5試合同様、日本文理打線を中越投手陣が抑えられなかった、

この一言に尽きる。

1回の7安打7点でほぼ勝負がついた感があったが

中越の粘りも素晴らしかった。

5回に1点を返し4点差。なお2アウト2,3塁で阿部くんの痛烈なサードライナー。

これが抜けていれば差は2点。

全く試合の行方が分からなくなっていた。

 

ただやはり 日本文理が総合力で中越を上回っていた決勝だと言えよう。

 

 

 

 

甲子園へと向かう日本文理だが

全国大会は (もちろん組み合わせ次第だが)

伊藤投手が丁寧に低めを突き

コントロールミスをしなければ。

また打線は甲子園でも通用するので

今年の日本文理は全国でも活躍が期待できるはず。

                              (柴山 勲)

 

 

                                    

解説者ツーショット.jpg=====☆☆☆☆☆☆=====☆☆☆☆☆☆=====

 

 

 

 

 

 

 

                                                                           (左:元県高野連理事長 柴山勲

                                                                右:元新潟商業監督 小林秀夫)

 

 

 

 野球ファン注目の決勝は 今大会圧倒的に勝ち上がった日本文理

が4回目の優勝を決めました。

中越のエース渡辺君と東條君が序盤接戦に持ち込んで

後半勝負が出来るかが勝敗の分かれ道と考えていましたが

一回ウラに7連打で7点を取られ 中越の出鼻を完全に砕きました。

その後中越も反撃しましたが やはり初回の7点は大きかった。

 

 

甲子園ですが 

今年の日本文理は 昨年新チームになってから県内無敵で

逆に県大会では相当プレッシャーを感じていたにも関わらず

大井監督の厳しい指導で そのプレッシャーをバネとしました。

本当に素晴らしいバランスの取れたチームに仕上がっており

甲子園での活躍が期待できます。

 

 

8月8日開幕が今から楽しみです。

                               (小林 秀夫)

 

 

 

決勝~柴山 勲

決勝は日本文理と中越となった。

 

勝負どころはただ一点。

「中越投手陣がいかに日本文理打線を抑えられるか」

今大会 当たりにあたっている日本文理打線を抑えて接戦に持っていけるかは

中越投手陣にかかっている。

 

  天候が若干心配だが、

  両校ともただ一つの優勝旗を目指し、

  大いに健闘を祈る。

準決勝 ここが見所~小林 秀夫

頂点まであと二つ。

第一試合は春夏連続のかかる日本文理と

2年連続を狙いノーシードから勝ち上がった県央工業。

第二試合は第二シード中越に 2年ぶりベスト4へ進出したシード校五泉が挑む。

どちらの試合も強豪私立に公立が挑戦する、というカードになった。

 

まず第一試合「日本文理ー県央工業」

昨年の準決勝と同じ顔合わせ。エースもお互い昨年と同じ顔。

昨年は県央工業に軍配が上がったが

今年は日本文理が第一シードの意地を見せるか。

日本文理は4試合コールド勝ちで万全な状態。

一方 県央古村はここまで1人で投げスタミナが不安、ただ中二日で心配なしか?

県央工業が日本文理の強力打線をいかに最小に抑え接戦に持ち込み

後半勝負が出来るかがポイントだ。

 

そして第二試合「五泉ー中越」

どちらも投手中心に接戦をモノにして勝ち上がってきた。

春の北信越で準優勝した自信が今大会でも生きている、

大会ナンバー1左腕 中越渡辺を五泉打線がどう打ち崩すか。

五泉も後藤監督になって最後まで諦めない良いゲームをしているので

後半もつれる事が想像出来る。

 

 

ここからの戦いは 接戦が当たり前。

一つの四球、エラーが致命傷になる甲子園の戦いと同じ。

 

準決勝4チームの熱い戦いを期待しています!

 

 

 

 

 

ベスト8 エコスタジアムへ~柴山 勲

4回戦を終わり8チームが揃った。

雨でコンディションを確保するのに大変な中、日本文理が3試合すべてコールド勝ち。

しかもエース伊藤くんを温存する試合もあり優位は否めない。

 

 

その日本文理・中越・新潟商業・五泉は大会前の予想から見ると

順当に勝ち進んだと言えるのではないか。

中越は渡辺くん、東条くんの投の二枚看板が健在、あとは打線の奮起を。

新潟商業はチーム全体に勢いが感じられる。

五泉は連投の塚野くんの疲れがどうか。

 

 

 

 

特筆すべきは高田農業・柏崎の躍進である。

大会前、高田農業 小川くんは

良い投手との評判であったが

実際大会に入っても失点が少ない。

柏崎も投手の調子も良く、両チームとも投打のバランスもとれ、

ここに来て上昇気流に乗っている。

 

 

そして新潟も投手斉藤くんが春の大会よりもストレートにキレが出て安定し、

投打のバランスが良い。

 

 

  ・・・私が一番今 不気味に感じているのが新潟県央工業。

昨年の優勝投手 古村くんが復調し じわりじわりと力を出してきている。

対 新潟商業戦は準々決勝一番の大試合となりそう。

 

 

 

ハードオフエコスタジアムでの試合は 人工芝ということもあり

(バントやゴロの転がりが違う為) キャッチャーの動きが試合を左右することも

考えられる。

このあたりを肝に 8チームの選手達が最高の舞台で最高の試合を

してくれるよう、健闘を祈る。

 

 

いよいよ3、4回戦へ~小林秀夫

2回戦を終了し シード校8校が順調に3回戦(県大会)に進出しました。

特に前評判通り、日本文理・中越・新潟明訓・新潟商業・五泉のシード校が力の差を見せ付けました。

その他 北越・新潟・新津南も順調に駒を進めました。

シード校以外では 昨年の優勝校 県央工業エース古村が復活し 怖い存在になりそうです。

 

 

3回戦屈指の好カードは新潟商業対村上桜ヶ丘

春の大会も戦っており エース栗林対 村上桜ヶ丘打線の勝負です。

 

また 新潟明訓対新潟工業も 2年生エース池田、神田を打ち崩せるか、

そして新発田農業対新発田中央の新発田勢対決も。

この他にも3回戦ならではの見ごたえある試合が多いでしょう。

 

 

いずれにしても ここからは星のつぶしあい。

ここを勝ち上がれば 憧れのハードオフスタジアムが待っています。

 

 

シード校を打ち破るチームはどこか、

昨年の佐渡の様なフレッシュなチームが出てくるのか、

最後まであきらめないチームに

      甲子園の切符が与えられます。

 後は 体調管理をしっかりして高校野球ファンに

  ベストゲームを見せて欲しいものです。

 

今大会を占う~小林 秀夫

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UX高校野球中継でおなじみ

小林 秀夫 ( こばやし ひでお )
新潟商業野球部元監督

1975年(第57回大会)に
新潟商業を率い甲子園出場


今年は盛り上がります。

野球関係者の長年の夢だった県営球場が完成し その球場で開会式・準々決勝・準決勝・決勝が行われます。憧れの新球場初の栄冠を手にするのはどこの学校か、例年以上に盛り上がるでしょうね。



近年 新潟県の高校野球レベルも 日本文理・新潟明訓の2強に引っ張られ全国で勝てるようになってきた。もはや どこが出ても"お客様"ではなくなった。

今大会の優勝争い筆頭は 選抜出場の日本文理と春の北信越準優勝中越です。

日本文理は秋・春の県大会を連覇し安定感はピカイチ。エース伊藤君を中心に攻撃ではどこからでも得点する能力があり 隙の無い打線で抑えるのが難しい。

中越は春の大会を勝つ事でチームが大きく成長し 6年ぶりの甲子園が見えてきた。

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この2強を追うのが、新潟明訓。
秋、春とも文理に負けているので2年生中心だが雪辱なるか。

昨年夏の代表校 県央工業は昨年活躍したエース古村が健在、怖い存在だ。

昨年秋の北信越大会で大暴れし、久しぶりに戦力が充実している新潟商業。ベテラン松田監督率いる村上桜ヶ丘。近年常に上位で地力のある北越・五泉も投打のバランスが良い。



いずれにしても 今大会は 新球場最初の優勝校を目指し 最後まで勝負を諦めず 仲間を信じてやれるチームが、たった一枚の甲子園キップを手に入れると思います。その意味で 目の離せない大会になるでしょう。



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今大会を占う~柴山 勲

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UX高校野球中継でおなじみ
柴山 勲 ( しばやま いさお )
元新潟県高等学校野球連盟理事長

1966年(第48回大会)小千谷
1977年(第59回大会)長岡
1979年(第61回大会)長岡
それぞれ監督として甲子園出場


新潟県のレベルは 確実に上がってきていますね。
それはやはり 日本文理の影響が大きいと思います。

春季大会の段階では日本文理が頭一つ抜き出ている感があり、
この夏も本命と言えるでしょう。

それを中越・新潟明訓・北越が追いかける
と言う展開になると思います。

ただ昨秋から見ると日本文理と他校の差は縮まっていますので
容易くはいかないでしょう。

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上越、中越地区で見ると 好投手を持つ
高田・糸魚川・県央工業・六日町が注目です。

特に六日町のピッチャーが成長していますね。
181cmの長身から投げる球は なかなか打てないでしょう。

高田も粘り強いです。
新潟明訓と2-2の試合をやっていますし、
1年秋から投げているピッチャーが今年は3年最後の夏。

相当気合が入っています。





まとめますと、
日本文理と打撃戦をやったのでは勝ち目はないと思います。

従って、投手力の良いチームが
ある程度相手打線を抑えて
ロースコアのゲームに持ち込めれば
勝機を見出す事が出来るのではないでしょうか。

ですので、今年はどのチームも大いにチャンスがあると思いますね。


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